[PR]
裁量トレードの練習・検証作業が劇的に楽しく楽になる 裁量トレード練習ソフトCR1 と テクニカル分析爆速化ツールRF1。
この記事のチャート画像は、MetaTrader 4、RF1、CR1の機能を利用して作成しています。
今回の記事ではエリオット波動をチャートから探してみます。実例を元に、エリオット波動がトレンドを構成している様子を観察してみましょう。
まずはチャートを開くところから
今回もポンド円の1時間足を使います。1時間足チャートをMetaTrader 4の画面いっぱいに開きます。
チャートを開けたら、エリオット波動を探していきましょう。
エリオット波動の実例
では、実例を見ていきます。
なお、本記事ではエリオット波動を強調するためにオレンジ色の線を引いていますが、フィボトレードでは、通常は頂点の番号のみ描き込み、オレンジ色の線は引きません。
なお、エリオット波動の番号や、図中のオレンジ線は、RF1を使用するととても簡単に素早く描くことができます。フィボトレードのお供に最適なRF1で効率よくフィボトレードを勉強しましょう。なお、RF1はちょっと…という方には、加減さんのSTAMP_nextというインジケーターでも、番号を素早く振ることができます。試用されてみて手に馴染むものを使われたらよいとは思います。まあ、自分で言うのもなんですがRF1の方が断然お勧めです。
下降エリオットの一例
まずは下降トレンドの例です。ジグザグの2波と強い3波を確認できます。
この例では4波の上昇が強めなので、このエリオット波動だけを根拠に5波の下降を売ることは難しいですね。
大きなエリオットの中に入っている小さなエリオット波動の例
1つ前の例の大きなエリオット波動の中に小さなエリオット波動も隠れています。
左側の下降エリオットの2番からの売りは非常にやりやすいです。
右側の上昇エリオットは標準的なエリオットと比べると1波が強くなっています。
別の下降エリオットの一例
2022年6月9日~6月14日、こちらも下降のエリオット波動です。一見、2波の戻りが強いように見えますが、これは突発的な値動きです。突発的な値動きをよけて考えると、図中2番のやや右から3波を売ることができます。若干の応用が必要なので、後の方の記事で解説するかもしれません。
上昇エリオットの一例
2022年5月12日~5月16日、今度は上昇形の例です。
3波までは非常比よい形です。3波を買うことはできそうです。
一方、4波の下降は若干速いうえに、4波の安値が1波の高値よりも押し込まれている、つまり、下降が強そうなため、5波を買うのは難しいかもしれません。
比較的美しい下降エリオット
2021年10月20日~10月25日、下降エリオットの例です。比較的美しい形をしています。
3波が非常に強い上昇エリオット
2021年3月24日~3月29日、3波が非常に強い上昇エリオットの例です。
まとめ
この記事では、エリオット波動の実例をいくつか紹介しました。探してみるとよく分かりますが、美しいエリオット波動はなかなか見つかりません。3波が強すぎたり、2波や4波がジグザグにならずに速い動きだたったりします。
それでもエリオット波動はとても有用な道具です。次回の記事では、エリオット波動を誤解せずに正しく活用するためのとても大事なことに触れます。