[FX手法] 1時間足25MAでの反発を取る

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この記事のチャート画像は、MetaTrader 4、RF1CR1の機能を利用して作成しています。

1時間足25MAは、強烈なトレンドが出ているときに反発が期待できる移動平均線です。使える場面はさほど多いわけではありませんが、覚えておくと比較的手堅く利益を抜くことができます。今回は、1時間足の25MAを使って初心者でも簡単に20pipsを獲得する方法を説明します。

強烈なトレンドが出ているときの1時間足25MAを使う

1時間足25MAは強烈なトレンドが出ているときに反発しやすいという性質があります。前々回の記事で概要を紹介したときの図がこちらです。

1時間足だといったん25MAの青い線を突き抜けているようにも見えます。しかし、ここを5分足で見るとこうなっています。

例によって、分かりやすいように、1時間足25MAにレートがタッチしたところに赤い垂直線を引いときます。垂直線の引き方は、前回の記事で説明していますのでこちらをご覧ください

また、1時間足25MAにあたる線を5分足にも表示しています。ギザギザの青線がそれです。これは 23MTF_MovingAverageIGOR というインジケーターを利用して表示させています。インストールしたい方は各自調べて入手、インストールしてください。

ご覧のように、25MAでしっかり反応しています。タッチでエントリーすると、簡単に20pips抜くことができます。簡単ですね。

もう1例

この記事を書いている間にさらにバッチリ25MAが効いているシーンが登場したのでご紹介します。

2022年9月30日です。1時間足は強烈な下降があったものの底値からの上昇も非常に強く、既に1300pipsも上昇しています。

ここも5分足で細かく見てみましょう。こうですね。

タッチした瞬間に買うだけで、わずか1分で20pips獲得できました。

25MAトレードの「大切なこと」

前回の記事でご紹介した1時間足200MAトレードと気をつけるべきことはだいたい同じです。守らないと痛い目に遭うので、よく読んでしっかり守ってください。

1時間足25MA限定

この方法は、1時間足の25MAに限定して使います。

4時間足や5分足の25MAでも反応があることがあります。研究して使ってみるのは悪くありませんが、5分足では反応が小さすぎて利幅が取れないことが多いですし、4時間足だと逆にサイズが大きすぎる場合が多いです。

移動平均線がピッタリ効くこともありますが、たいてい「少し」はみ出します。4時間足の「少し」は時には100pipsを超えることがあります。デイトレーダーには100pipsの逆行は耐えがたいですよね。やはり1時間足の25MAが最適です。

強烈なトレンドの時限定

1時間足25MAが使えるのは強烈なトレンドが出ているときに限られます。強烈なトレンドというのは、ずいぶん長い間25MAにローソク足が触れていないような、一方的な値動きを言います。

25MAのような何か新しいお得情報を聞くと、とにかく25MAにタッチしたらホイホイとトレードしてしまう方が必ず現れますが、それは間違っています。

1時間足25MAが使えるのは強烈なトレンドが出ているときに限られます

大事なことなので二度言いましたよ。

もたもたしない

25MAタッチでエントリーすると決めたのなら、迷ってはいけません。フィボトレードでは基本的には「値動きをよく見て」エントリーしますが、200MAや25MAでトレードするこの方法の場合は別です。タッチした瞬間にエントリーです。反応を取ろうというトレードですから、既に反応があって値が動いた後にエントリーするようでは手遅れです。

200MAでのトレードと同じですね。

利確は20pips

この方法でエントリーした場合、利確は20pipsにします。

これも200MAでのトレードと同じです。強烈なトレンドを確認するだけで、他には何にも考えなくてもサクッと利益を抜けるこの方法ですが、簡単な代わりに利益を伸ばすのには向きません。

25MAでの反応は、大きいこともあれば、大したことがない場合もあります。

20pips取れたらサクッと利確するようにしましょう。

もちろん、フィボトレードの学習が進んで、ここは伸びるところだと判断したのなら伸ばせばいいです。でもそれは、学習が進んでからやればいい話です。

エントリーしたら名人様しない

これも200MAでのトレードと同じです。長い話なので、既に詳しく書かれているこちらの記事をご覧ください。

まとめ

今回は1時間足25MAでの簡単なトレードをご紹介しました。

強烈なトレンドが出ている場所での1時間足25MAは値動きが反応しやすいという性質を使って、反発を取るトレードでした。25MAだからと、どこでもトレードしていいわけではなく、強烈なトレンドがでていることが大事だという話もしました。

勝てるようになる人は、当然自分の手と頭を使って、1時間足25MAでの値動きをチェックします。たくさんチェックします。

じゃあ、あなたは今からどうするんですか?チャートを開いて当然1時間足25MAタッチのところの値動きを調べますよね。読んで「へー」で済ませてしまう人は、勝ち組にはなれません。残念ながら、この世の中は、何かの情報を入手するだけでお金持ちになれるような仕組みにはなっていないんですね。正しい情報を入手した上で、それを自分のものにするための努力が必要なのです。

では、勉強頑張っていきましょう!