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この記事のチャート画像は、MetaTrader 4、RF1、CR1の機能を利用して作成しています。
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当サイトでは、自分の学習のアウトプットと拙作のインジケーターの宣伝をかねて、フィボトレードについて、かつてYouTubeやブログ等で一般に(勉強会外の誰でも見られる場所に)公開されている範囲で説明していきます。みなさんがFXを学ぶ方の一助になれば幸いです。
はじめに
まずはお約束です。当サイトのコンテンツは、利用規約に同意いただいた上でご利用ください。
手法については少しずつ書いていくとして、このページでは学習の前提となる「学び方」について書いておこうと思います。FXは手法も大事だけど、学び方も大事。学び方がアレだと身につくものも身につきませんからね。
当サイトの記事では、原則としてポンド円(GBPJPY)を扱います。手法自体は他の通貨ペアにも通じると思います。私自身がポンド円以外をほとんど見ていないので正直何とも言えませんが、勉強会には他通貨でトレードされている方も大勢いらっしゃいました。
FXを学ぶ上で大切なこと
まあ、別にフィボトレードとかFXとかに限った話ではないですが、新しいことを学ぶときに大切なことがありますね。
- 自分の手と頭を動かして学ぶ
- 腰を据えて学ぶ
- 毎日続ける
- 手法を混ぜない
の4本です。んがくっく。
自分の手と頭を動かして学ぶ
物事を学ぶときに、講演を聴いたり、動画を見たり、本を読んだりする「だけ」の人がよくいます。知識をインプットして学んだつもりになっちゃうんですよね。このような学習態度では絶対に物事を真に学ぶことはできません。
自転車の乗り方や関連する物理法則について解説した本を100冊読破しても、絶対に自転車に乗れるようにはなりません。自転車に乗れるようになるには、最初は補助輪付きの自転車、そのうちには補助輪なしの自転車を使って、練習しなければなりません。そうやっているうちに、ようやくバランスを取りながら前に進めるようになるんです。
FXだって同じです。FXの勝ち方という本を100冊読破しても、絶対にFXで勝てるようにはなりません。FXで勝てるようになるには、実際にチャートを使って分析の練習をして、デモトレードでトレードの練習をしなければなりません。
努力しないと報われないのです。
まあ、努力しても報われるとは限らないんですけどね。だからといって努力しないと報われない。世の中というのは厳しいものです。たくさん努力して、そのうちの1つでも当たればいい人生が送れます。2つ当たったら、まあまあいい人生が送れます。3つ当たったら、もうパラダイスですね。
ということで、当たるかどうかは別にして、学ぶと決めたのならどんどん自分の手と頭を動かしましょう。自分のために。
腰を据えて学ぶ
フィボトレードはシンプルで学びやすい手法です。しかし、3日で習得してバンバン稼げるようになるかというと、そんなことはありえません。
だいたい、小学校から大学まで十数年(人によってはもっと)勉強して大企業の会社員をやってようやく年収数百万円。一国の総理大臣でも年収たった3000万円。まれにスポーツや芸能で才能が開花すると瞬間風速的に年収数億円とかですよ。大金持ちになれる方法がたった3日とか3ヶ月で身につくわけがない。
それに、学んだ手法をリアルタイムで動いている相場に適用して、チャンスを待つときの時間の感覚とか、やらない方がいい相場を嗅ぎ分ける感覚とかを身につけようと思ったら、1つのやり方で3年ぐらい相場を見続けないと身につきません。(私はポンコツなので3年でも足りる気がしない。)
要領のいい人や、人の数千倍努力できちゃうスーパーサイヤ人は数ヶ月で勝てるようになるかもしれません。でも、そんなの例外です。ましてや、平日のほとんどを仕事に拘束されている社畜がスキマ時間で勉強するのなら、時間がかかるのは当然です。
3年で習得できたら儲けもの、ぐらいでちょうどいいです。
毎日続ける
学習は毎日続けることが大事です。1日30分でも構わないので、毎日チャートを開いて勉強しましょう。
最初は霧の中をさまよっているようでモチベーションが上がらないかもしれませんが、霧はだんだん晴れてきます。チャートの見方に型ができると、チャート分析がどんどん面白くなってきます。面白くなってくると、もっと勉強したくなります。成長の速度が上がります。
学習の好循環を生み出すためにも、毎日続けることは必須です。
手法を混ぜない
人には好き嫌いとか、合う合わないがあります。私はフィボトレードをお勧めします(というか、他を知らない)が、何が何でもフィボトレードを勉強せよとか、フィボトレードをやらないヤツは<検閲により削除>とかは思いません。世の中にはFXの手法は星の数ほどありますので、フィボトレードが自分に合わないと思ったら、別の手法を学べばよいと思います。
ただし、複数の手法を混ぜたり、一週間ごとに学ぶ手法をころころ変えるのは絶対にやめた方がいいです。自分がいったい何をやっているのか分からなくなって、大損ぶっこいて退場するのがオチです。
ぶっちゃけた話、フィボトレードはグイグイ伸びていく相場が苦手です。連日100 pips上昇して一週間で500 pips上昇しました、みたいな相場を見ると、「これを下から上まで取れていたら爆益なのに…」と思ってしまいます。そして強力なトレンドに強い手法に浮気する。そうすると、今度はレンジ相場になったときに大損して、また別の手法に浮気することになります。気がついたら損失がかさんで退場です。ご愁傷様です。
目先の損得に惑わされず、まず一つの手法を極めるのがお勧めです。一つの手法が自分の中で確立してから、これまで取れなかった相場を取るために新しい手法を学べばいいのです。
フィボトレードとは何で、フィボトレードは何ではないか
結婚する前に結婚相手のことをよく知っておくことが大切なのと同じで、学び始める前に、学ぶ対象のことをよく知っておくことは大切です。そうでないと、学び始めた後にがっかりしたり、時間を返せと腹を立てたりすることになりかねません。
フィボトレードは、いくつかのシンプルな道具の使い方を熟知し、それらを組み合わせて相場を理解し、値動きを観察し、勝てる確率が極めて高いところだけでトレードする手法です。ひとつひとつの道具はシンプルですが、正しく使えなければ成果は出ません。正しく使うためには想像を絶する量の学習と練習が必要です。
フィボトレードは、何も考えなくてもお金が儲かる便利な仕組みではありません。よくある、「○MAと○MAが交差したら買い(売り)」とか、「何かのラインに来たら買い(売り)」みたいな、機械的にトレードするロジックでもありません。簡単確実お手軽にお金持ちになれる方法をお探しの方には、フィボトレードは向かないので別の方法を探してください。ま、そんなものはこの世に存在しないけどね。
フィボトレードは、週に数回、1回のトレードにつき20pips(ポンド円の場合だと0.2円)ぐらいの値幅を短時間でサクッと抜く手法です。何日も保有して一発で数百pipsなどという大きな値幅を狙うトレードではありません。
フィボトレードは、テクニカル分析のみでトレードする手法です。「要人発言」とか、「金融政策」が、といった情報はトレードの判断には使いません。ただし、経済指標発表(米国雇用統計ほか)や、重要な金融政策に関する会議等(例えば米国FOMC)が行われるときは、その前後でのトレードは避けます。テクニカルに関係なく相場が荒れる可能性が高いからです。経済指標カレンダーはトレードを避けるためだけに使用し、経済指標の結果をトレードに使うことはありません。
手法の99.9%は公開されていますから、誰でも自由に試すことができます。学習環境も(便利さを問わなければ)無料で準備できます。頑張って習得できたらお金が儲かるわけです。
学習コミュニティについて
私は学習コミュニティを運営しませんし、私から特定のコミュニティを推奨することもしません。お問い合わせをいただいてもお答えいたしません。(責任取れないので)
コミュニティなんてGoogle先生に聞いたらいくつも出てきます。最終的には大事な現ナマを賭けてトレードするんです。当サイトの記事を信じるか信じないか、ここでトレードするのかしないのか、全部自分の責任で判断しなきゃいけないんです。コミュニティに参加するか否か、参加するならどこのコミュニティにするかぐらい、自分の頭で判断しましょう。
一つだけ申し上げるとすれば、コミュニティに参加するなら、参加者全員が同じ手法を学んでいるところにしましょう。違う手法を学ぶ人同士が話しても話がかみ合いませんので時間の無駄です。
まとめ
ということで、まずはフィボトレードのススメということで簡単なご紹介とその学び方について書きました。フィボトレードを勉強してみようと思われた方は、是非手法についての記事に目を通し、そして実際に自分の手と頭を動かして勉強してみてください。Good luck!